コンテンツへスキップ

【年金数理】連生年金と最終生存者連生年金について

  • by

この記事は、連合生命確率についての理解が必要です。


今回から2人以上の被保険者を結合して関連させたときに考える年金、連生年金について

考えていきましょう。

 

◆連生年金(共存モデル)

被保険者(x)、(y)が共存する限り支払う有期年金を連生有期年金といい、期初払い

期末払いの式をそれぞれ

期初払:    

期末払:    

と表します。n→∞の場合は、連生終身年金となります。

 

期初払:    

期末払:    

 

次は、連生の分割払年金について考えていきましょう。

期初払:    

が得られる。

ここでのβは

とします。

 

また、3名生命、加えてそれ以上の連合生命においても

3生命の場合

期初払:    

期末払:    

 

m生命の場合

期初払:   

期末払:   


◆最終生存者連生年金

また、連合生命のうち誰か1人生存していることを生存とみる場合の年金についても考えていきましょう。

このような年金を最終生存者連生年金といます。

この年金の現価は、期初払、期末払それぞれ

期初払      

期末払      

と表します。

 

ここで最終生存者確率の関係式である下記の式

  を最終生存者連生年金の式に

代入し、整理するとそれぞれ

が成り立ちます。

 


問題1 連合生命年金 ★★☆☆☆

4生命(w)、(x)、(y)、(z)について、4人がともに生存しているときは、4人とも1/4を、1人が死亡したときは残り3人が1/3ずつを、2人が死亡したときは残り2人が1/2ずつを、1人のみが生存しているときは、生存者が1を年金額として、期末に受け取るものとする。この時、(w)が受け取る年金の現価はいずれか

【年金数理人 平成28年】


◆解答解説

wのみが生存しているときは年金は1もらえる選択肢はすべて正しい。次に、wともう一人生存しているときは、1/2もらえる選択肢は、(B)、(C)、(D)と限定されます。全員生存しているときに、1/4になるのは、選択肢のBのみなので、(B)が正しい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です