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【情報論理数学】代数系 ①

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今回はすべての代数系に共通の性質をまとめていきます。

 

まずは、演算について説明していきます

ある集合Aにおいて定義された次のような写像

     

を考えてきます。この写像を2項演算といいます。

これから、2項演算の記号を◦で表し、上記のの関係を

と表現することにしましょう。

2項演算の記号は、2項演算子と呼ばれ、場合によっていろいろな記号

が割り当てられます。

記号+:加法演算

記号・:乗法演算

といいます。

 

ここからが本題なのですが、集合Aに演算◦が定義されているとき、この集合と

演算の組(A;◦)を代数系といいます。

 

集合Aの任意の2つの元(要素)に対して、2項演算を施して得られた結果が

集合Aの元であるとき、集合Aは演算◦に関して閉じているといいます。

 

問題を使って簡単におさらいしてみましょう。


問題   ☆☆☆☆ 【閉じているかどうか】

 

集合A={-1,0,1}に対して、加法演算、乗法演算がそれぞれ閉じているか

確認しなさい。


解答

集合Aの任意の元をx、yとする。

x=1、y=1の場合、x+y=2となり、

とはならないため、加法(演算)に関して閉じていないといえます。

 

乗法に対しては集合Aの任意の2つの元を乗じても

-1、0、1のいずれかになるため、集合Aは演算・に関して閉じているといえます。

 

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